クローバー歯科クリニック豊中各院ではCTを完備しております。
CT撮影することにより、インプラント治療がより正確で安全にできるようになり、かつインプラントの適応範囲が拡がりました。
1.被曝量が極端に少ない
普通の歯科用レントゲンの4枚分です。胸のレントゲンとほぼ同じです。従来のCTの20分の1の被ばく量です。
2.画質がきれい
現在あるCTの中で最も画像が鮮明です。360°回転します。(普通のCTは270°の回転のため、画質が落ちます。)
3.診断が敏速
撮影後、すぐに診断ができます。(デジタル処理に数分間かかるだけです。) ただ、埋入シミュレーションやより詳しい解析は、後日になることもあります。
患者さんの為により良い医療を目指します。
CTの有用性
CTはインプラント治療には欠かせないものです。CT撮影をすると骨や神経、血管などの組織を3Dで見ることで可能になるため、危険を避けることが出来ます。
治療計画をきちんとたてて安全なオペをするためには、CT撮影が絶対に必要です。
CT撮影のおかげでリスクを事前に回避した実例
一例をあげると、普通のレントゲン撮影では上下の骨が十分にあるのでオールオン4が可能であると診断されたケースでも、 CT撮影の結果を見ると、下顎の骨が尖っていて骨量が足りないということがあります。(写真A)
平面のレントゲンで見ても骨の断面がどのような形をしているのか分かりませんが、顎を縦に切った状態をCTで見ると、尖っていることがわかりました。(写真B)
手術前に骨が尖っているとわかっていれば、GBRで骨を増やす処置が出来ますが、手術中にわかった場合には、手術は中止になります。
また上顎も、ある断面では骨が十分にあるように見えても、他の断面では骨がくびれて少ししなかいということもわかりました。(写真C)
骨がくびれている場合は、インプラントが入らないため、手術が出来ません。
骨の形状が手術前にわかっていれば増骨が出来るのですが、手術中にわかった場合は、手術の計画が変更になるか、最悪の場合は手術が中止になります。